いやー面白かったなー。
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予め擁護しておくと映画版は物語そのものは並でもそれ以外との相互作用がハマり過ぎたからこそ大好きになった作品なので、出力が少ない別媒体で同じような体験を期待する方がおかしいのだ、と前置きして、小説の映画化と映画の小説化は痛いに違いないと覚悟の上突撃してやっぱり痛かったという話。既に絶版だったソノラマ文庫オネアミスの翼復刻版というので居ても立っても居られず店頭で即買いして即刻読み終えた勢いで捨てそうになったほど駄作だったと感じたのは結局映画としての完成度が高すぎたからだったんだろう。
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だから映画のあの見るものをほっぽり出す難解さや緻密に設定された世界観やエキゾチックな雰囲気が大好きで小説版も読むんだ漏れクラスタにはお薦めできない。現ガイナックス代表山賀氏が後書きで同氏に依る脚本がミニマルだったからノベライズ版著者の創意で小説としてパッケージする上で必要な演出を施したんでしょうみたいに述べていたけども。どういう制約があってかは分からないけれども、映像のトレースを優先しすぎているきらいがあって余計な描写が多く、会話やモノローグの挿入にも無理がありそうな構成も散見、結果読み物として不自然な後味で非常に残念。また当時のライトノベル趨勢配下の萌え要素が必要だったのかも知れないが、これについても映画版の恋愛観と乖離が激しく杜撰な印象を与えてしまう要因でわ。
インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫) | |
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これは僕らが裕福だからなのかもしれないが、いや引っこ抜こうと思えば結構な額でも僕ら払うでしょ?だから、執拗にコミュニケーションをとってくるのかもしれないし、
あの手この手で引っこ抜きたい、1円(ディラハムでもルピーでもいいけど)でも多く引っこ抜きたい、という強烈な動機になるのかもしれないが、
本来的に社会というものは個人的にこの動機から成り立っているものだと思っているので(アガペーを否定してるわけではないがアガペーの場合多分家族つまり社会の最小構成だけに有効だと思うからここでは除外)、かえって僕らにとっては温かく感じられるのかもしれないね。
いい本だった~。前々から気にしてたんだけど文庫化されたんで買ってきた。
読んでいて気持ちがスッキリするね。
書評に関してはgenxxさんの
自分の仕事をつくる / 西村佳哲 - plaisir.genxx.com
が最強過ぎるので参照頂くとして、
読了後に晴れ晴れして辞表をしたためるくらいのインパクトは十分にあるから読んでみて損は絶対ないな。
続編もあるのだが判型が異なる為に購入に至らない罠。
これは本格的に禁煙を始める3ヶ月くらい前に読んでいた本で、
要約するとタバコは気の持ちようで吸いたくも吸いたくなくもなるよね、
ということが延々書かれている本だった。
すごく有名で効果があるらしいけれども。
ただまぁ、
それというのは心頭滅却すれば火もまた涼しいのであって正しいと思うのだが、
そこでちゃんと涼しくなる人とならない人が間違いなくいたり、
自己暗示が必要な火渡りの際に火傷する人としない人がいるような塩梅で、
結構な割合でどう気を持ってもタバコは吸いたい人もいるのだろうなーと思っていた。
これは悪魔の証明っぽいんだけど、
当人が何によって吸いたいと思わされているかに関わらず、
「本気で辞めたいと思っていないから吸いたいと思うのだ」
というのは辞められない理由にならない。
それって、
「お前は神の存在を信じていないから神が見えないのだ」
に似ている。
あ、でホントに辞めたいんだったらガムとパッチを試したことがないからわからんが、チャンピックスはマジで辞められると思う。
えんぞうはデザイナーじゃないからじゃあ何なんだというといつも困るから32歳くらいまでに俺は何です、と言えるようにしておこうかどうしようか悩んでるんだけども。いいや別に何でも雰囲気だけで飯が食えてるってスゲーじゃん。てかどうでもいいや。面白ければいいやって思ってたけど別に今面白いと思ってすらいないからな。まあそれは良くて、大学を出てから取り敢えず何か働かないと生きていけないというんで印刷とか編集とかデレクターとか今日の今日まで広告の輪郭をなぞるような所をふらふらしてきたから、デザインと呼ばれるものについてはものすごく遠くの存在ではないどころか一日に数回は引き合いに出さなきゃいけないのであって辟易していたりする言葉でもある。デザイン。DJケンセイが昔オシャレなDJは信用しないってフェーダーだったかで言ってたような気がするのだけども、ちょっと似ていて俺コンセプチュアルみたいな表現者って信用できない。一番最初に入社した印刷会社で師事していたデザイナーが言ってたのは、デザイナーがカンプを持っていって「これはこれこれこういうコンセプトで」なんて説明するのは噴飯物であって、カンプを見せさえすりゃいいんだよ、それが全てだから(けどいまのこの会社にはその領域に達せられるレベルのデザインを起こせるデザイナーがいないとかいるとかグチグチ続く)、と言われて、まあそりゃその通りだと思ったものだ。だからそれ以来デザイン(俺が扱ってんのって大概がデザインというよかデコレーションだけどね。作り手の力量というよりマーケットがそれを要求してないから。)というものについて上がってきたものにNGを出したことがない。NGだったらこっそり担当を変えて気に入った奴を持っていくという(笑)。それが無理だったら俺が持っていかないとか。一方で、このデザインは俺は好きで、俺が好きだと思うデザインをこさえている人というのはどういう人で、どういう考えでもってデザインという行為を生業にしているのだろうということに関しては並々ならぬ関心がある。枕元にあったのでたまたま手にとって読んでみたらいくつか好きではないが気にはしていたデザインを手がけた方々の本だった。通読しての感想は、やっぱり多くを語らない方がいいな、こういう仕事をして名の通った人って、というものだった。
で下川さんの日本を降りる若者たちを一気に読みきってしまった。
何のご縁か今もあるのかわからんがかつてえんぞうもGダイアリーに関わったことがあったので何だかちょっとだけ帰ってきた感じ。
いや、タイトルは前々から気にはしていた。
きっかけは成田のTSUTAYAで行きに見かけた格安エアラインで世界一周だった。
行きに買ってこうかと思ったのだけど逡巡して結局帰りに買ってきた。
下川さんすげーストイックだなーと思うのが淡々と事実を連ねて行く文体。あんまり感傷に浸らせない乾燥した感じ。ジャーナリストっぽい。で、やっぱり日本を降りる若者たちを読まなきゃならんな、と思って。
会社帰りに買って読み出して寝床で読み終えた。
読みながらどんどん憂鬱になっていくのが分かる。
書評は下記を参考にされたし。
昨日ものすごいムシャクシャしながら帰ったんだけども、
そんな日は決まって本を買いたくなるので、仕方なく新宿で途中下車してルミネbook1stへ。
ムシャクシャしすぎてたから自己啓発系広告系IT系に食指が動かなんだ、というんで、ヴィレッジヴァンガードに降りてみたらこの本に呼ばれた。安いし。
ザ・ドロップアウト (アルファポリス文庫) |
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1979年札幌生まれ。慶応大学卒。一流企業に就職するも10ヶ月でドロップアウト。以後、テレビAD、バーテンダー、アダルトビデオ制作、ホスト、人間モルモットなど10種以上の職を経て現在、アムステルダム在住のサラリーマン
ペンタゴンモデルは大変参考になりまった。
究極の消費としての労働って的を得てるマジで。多分労働を買っているという意識は今後益々強くなる筈。
幸福の方程式 (ディスカヴァー携書) |
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ドラッガーの2,310円もする本だけど買ってヨカッタ!読み途中だけど既に何か励まされた感じがする。
ほっとくと普通に知的蟹工船まっしぐらだからなぁ。
ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる | |
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